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ラバー交換時期のタイミング・目安
こんにちは!!
いきなりですが皆さんラバーの「交換時期」って知っていますか?
実はこの交換時期、知らない人が意外と多いです
・「高いラバー買ったからずっと使えるんじゃないの?」
・「最初に買ったものから全然変えていない・・・」
・「そもそも交換するものって知らなかった・・・」
上記の様な返事をされる方が意外と多かったりします汗
(もちろん、しっかりと理解されている方も沢山おられます)
冷静に考えれば素材が「ゴム」なので当然劣化するものなんですが、商品を買った際に店員さんにでも言われない限り中々わからないですよね
そこで今回は表題の通りラバー交換のタイミング・目安について説明していきたいと思います^^
ぜひ自分のラバー状況と照らし合わせてご参考にしてみてください。
(この記事に記載される内容は、あくまで主観や各メーカーカタログの記載に基づいた目安となります。最終的な交換目安は各々の判断で行う様にして下さい)
まず大前提ですが、卓球のラバーは消耗品です。
練習の頻度や管理の方法、ラバーの特徴によって差はありますが、劣化が進むと徐々に弾まなくなったり回転がかからなくなったりと思うようにプレーができなくなります。
このようにプレーに支障が出てきている場合もラバーの交換タイミングになっている場合が多いです。
ただ、ラバーの寿命や交換のタイミングを決めるのは使用者自身であり、ラバーの劣化をどこまで許容できるかによってそのタイミングは変わってきますのでそれはお忘れなく。
以下で各種ラバーの寿命の目安をまとめてみましたのでぜひ参考にして下さい^^
・裏ソフトラバー(高弾性ラバー)の場合
ラバーの表面の光沢がなくなる、端が欠ける、表面に白い線が出てきたら替え時です。
※寿命の来ているラバーです
ラバーの表面を見て判断してみてください。目安は頻度にもよりますが大体3か月~半年程度になります。
・裏ソフトラバー(テンション系ラバー)(粘着ラバー)の場合
テンション系ラバーや粘着系ラバーは性能の劣化を感じたら交換の目安です。
単純に「ボールが以前より飛ばなくなった」「回転が以前よりかからなくなった」と思ったら、交換時期です。
テンション系ラバーは、ラバーに負荷(テンション)をかけて性能を上げているため劣化が早く寿命も短めな場合が多いです。
目安は頻度にもよりますが頻繁に打つ方であれば約2~3か月程です。
粘着ラバーは回転量に、より比重をおいたラバーになりますので表面で擦れずに回転がかけられなくなったら交換時期です。
寿命は割と長くもってくれますが、元々回転をかける性能が高いので劣化しても、ある程度回転がかかるため劣化に気づきにくいです。
劣化したラバーに慣れてしまうことにもなりやすいので、長くても半年くらいで交換するようにしましょう。
実際に当店スタッフも粘着を使うのですが主に4ヵ月~半年くらいのペースで変えています→勿体ないので劣化しても長めに使っています笑
・表ソフトラバー・粒高ラバーの場合
表ソフトラバーや粒高ラバーは「粒のすり減り具合や粒の切れ」です。
購入した時よりも打球部分の粒の高さが低くなって(すり減って)いたり、粒の表面の線が消えている時、粒の根元がひび割れて切れてしまっていれば交換時期です。
表ソフトラバーや粒高ラバーの寿命は裏ソフトラバーよりも頻度にもよりますが、長いものが多いみたいで4~5か月程です。
・・・とザっと種類別に簡単に説明をしましたが、
上記に照らし合わせてみても寿命や今のラバーの状況がわからない場合や知りたい場合は、お気軽に当店スタッフまでご相談下さい^^
わからない時は専門家に聞くのが一番早いです(ここまで説明しておいて笑)
また余談ですが、ラバーの寿命を長く持たせるには、練習後のケアをきちんとするかどうかが最も重要です。
ニッタクさんのクリーナーセットです
裏ソフト(高弾性・テンション)ラバーや表・粒高ラバーはクリーナーを正しく使用し、表面をきれいにして保護シートなどを貼ることをおすすめします。
このとき表面をしっかり乾かしてから片付けるようにしましょう。
ご参考までにクリーナーの重要性については知りたい方は以前書いた記事を見てみて下さい^^
「ラバークリーナーの重要性」
http://stadior.jugem.jp/?eid=70
また粘着系ラバーは、クリーナーを使うと粘着力が低下することがあります。
クリーナーはなるべく使わずに表面のほこりを落としてから、粘着シートを貼ることで粘着力の低下を防ぐことができますので注意してみて下さい。
ラバー全般に言える事ですが実は空気に触れているだけでラバーの劣化は進みます。
とにかく表面をしっかりと保護することがポイントです!!
如何でしたでしょうか?
ラバーは種類や特性によって、寿命の判断基準やメンテナンスの対処法が異なってきます。
良いパフォーマンスを常に維持する為には普段の練習だけでなく、最も大事な打球部分における「ラバー」に関して、しっかりとした「知識」を身につける様にしていきましょう^^
シューズの基礎知識・選び方
こんにちは!
突然ですが、みなさんはシューズについてこだわりはありますか?
ちなみに私店長は昔っから「アシックス」派です笑
卓球あるあるですがこの競技はラケットやラバーの種類がとても多い分、その商品に関しての知識があれば有利とされています。
ラケット交換をした際に相手の戦型や特徴などの情報や対策をいち早く準備する為にはそういった知識も大切です。
みなさんの周りにもいませんか?
道具に関しての知識がめちゃくちゃある人!!
これだけで実はすごいアドバンテージなんですよね!
ただ・・・・
そういった人でも、意外とシューズに関してはその機能性や特徴などを理解していない方が多いのも事実です
ラケットにはめちゃくちゃこだわっているのに、卓球シューズ自体履いていないって人もみかけたりします・・・
当たり前の話ですがシューズはこの競技においてかなり重要になります!!!!
(どの競技でもそうですが)
怪我の予防はもちろんの事、フットワーク力向上にはかかせないものです。
前置き長くなりましたが汗、今日はそんなシューズの簡単な基礎知識やその選び方について説明していけたらと思います^^
●シューズのパーツについて
まずシューズのパーツについてですね
簡単に説明していきます
シューズは主に「アッパー」と「アウトソール・ミッドソール」と「インナーソール」で形成されています。
・「アッパー」は足の甲の部分を覆っている素材です。
基本的にはソール(靴底部分)を除いて、甲を覆っている部分はアッパーという認識で良いと思います。
・次に「アウトソール・ミッドソール」です。
アウターソールは靴底の部分を指します。卓球でいうとゴムを使用していますね。靴底には必ず「模様(滑り止め)」が施されていますがこれは卓球の競技おいてちゃんと「止まりやすい様」に設計・加工がされています。もちろん競技の靴はその競技に合わせて加工されていますので、どの競技にも言える事ですが競技専用のシューズを購入する事を強くおススメします。
ミッドソールは中板部分になります。
クッションの素材を入れたり、軽量化を図ったり、反発力を産み出したりと各メーカーで様々な工夫が施されています。
その商品の性能を判断する基準になる部分と言っても過言ではありません。
・最後に「インソール」です。
インソールは一般的にもご存じの方が多いと思いますが「中敷」の事ですね。
実はあまり知られていませんが、比較的高額のシューズには良いインソールが入っています。
インソールの性能が違うだけで足の力の伝導率(力の伝わり方)や、疲れの軽減具合等が劇的に変わります。
・・・簡単にシューズの各素材について説明させて頂きました。
「商品を見ただけでは性能がわからない!」という方は、シューズを取り扱っている店舗様には大体各メーカーのカタログがあります。
そこに詳しい内容について記されていますのでそういったものを確認すると尚良いと思います。
これら素材の特徴を総合的に判断して自分に合ったシューズを選んでいくことをおススメします。
●選び方
次に自分に合ったシューズの選び方について、上記の素材の情報を見ただけでは「選び方が全くわからない!!!」という人も多いかと思います。
ですので私流ですがシューズを選ぶ「コツ」をお伝えしたいと思います^^
ポイントは3つです!!!
・自分にとって「こだわりのポイント」を見つける事!
・「値段」でシューズの性能を判断する事!
・実際に試着する事!
本当単純なコツです!
以下にそれぞれについて少し説明します!
まず、『自分にとって「こだわりのポイント」を見つける事』についてですが、普段自分がフットワークをする際シューズに「何を求めるか?」が重要になってくると思います。
この場合の「何を求めるか」は、例えば「軽い方が良いな・・・」とか「足にあまり負担をかけたくないな・・・」とかですね!
その目的に応じたシューズを選ぶのがベストというわけです。
参考までにアシックス様では「ストップ性能」・「屈曲性能」・「クッション性能」・「軽量性能」といったタイプ別によっておススメの商品が異なります。
※TSPカタログ アシックスシューズ掲載欄より一部抜粋
自身の「目的」とシューズの「特性」がマッチした商品を選ぶ事がコツとなりますね^^
次に『値段でシューズの性能を判断する事』ですが、これはもうシンプルです笑
良いものは高いです!これはどんな物でもそうですが、素材や性能にこだわっているからこそ「価格」が高くなるんですよね。
ただ、よく勘違いされるのは「高い=上級者向け」という誤解です。
私個人の意見になりますが、こと卓球に関してはシューズに上級者用も初心者用もあまりないと思っています。
(よくある「初心者用」というのは安価な為手に取りやすいだけだと思っています)※メーカーさん違っていたらすみません・・・
技術の向上・怪我の防止等、様々な観点から考えても予算にも余裕があり、特に性能へのこだわりがないのであれば迷わず良いものを購入する事をおススメします!(※高い物を買えといっているわけではありませんよ汗)
最後に『実際に試着する事』です。
近年ではインターネット通販が安いのでシューズを購入する際にも利用する人が多いかと思います。
ですが、、、、当然ネット上の画像だけではわからない事も多いですよね
ざっと挙げても
・サイズが自分に合っているかどうか(縦・横幅含め)
・質感はどんな感じか
・実物のカラーはどうか
・履いた時のフィット感・・・・等々
シューズは実物からの判断要素・情報が多いのも特徴で、実物を見ないとわからない事が多い商品です。特にフットワークの技術向上や怪我予防に大きく関わってくる以上、安いからといって安易に商品も見ないで購入する事はあまりおススメしません。
ウチでも各商品の販売はしておりますが、基本的に在庫は持っていない為、シューズの購入に関しては当店での購入ではなくスポーツショップで実物を見ての購入をおススメしています。
●まとめ
今回シューズに関して、基礎知識や選び方を説明させてもらいましたが如何でしたでしょうか?
スポーツ関係の職に身を置いている人間としては、ぜひラケット・ラバーと同じくらいに「シューズ」にもそれぞれのこだわりを持ってもらいたいと思っています!
みなさんの靴選びに少しでもお役に立てられたら幸いです^^
ラバークリーナーの必要性
こんにちは!!
突然ですが皆さんはラバークリーナーを使っていますか?
ラバークリーナーはお店などで最初にラケットを購入した際に、勧められて一緒に購入している方も多いかと思います。
実は全てのクリーナーが同じというわけではなく、種類もいくつかあり目的に応じて商品を選ぶことができれば、よりラバーの寿命を長持ちさせることもできますし、その逆にもなり得ます。
ここではそんなクリーナーの種類や、使用するメリット・デメリットを簡単に説明していきたいと思います。
●クリーナーの種類
クリーナーには主に
・泡状のタイプ
・ミストタイプ
の2種類があります。
この違いで言いますと、泡状のタイプは引き伸ばしが楽ですし、ミストタイプは表ラバー等の突起のある形状に対しても使用できるという点があります。→表ラバーに対して泡状のタイプをご利用することは拭き残りもできますのでお勧めしません。
成分では
・界面活性剤入りのタイプ
・静電気防止効果入りのタイプ
・環境にやさしい有害物質を含まないタイプ
等があります。
●クリーナーを使用するメリット
クリーナーを利用するメリットは
・ラバーの汚れを取れる
・静電気防止効果でほこりを寄せ付けにくくもできる
クリーナーを使用する最大のメリットはもちろん「ラバーの汚れを取る」ことにあります。
またその他にも商品によっては静電気防止効果が施されているタイプがあり、ほこりを寄せ付けにくくする事もできます。
最近では有害物質がまったく含まれていない環境にやさしいタイプや、より余計な成分を含まないクリーンなタイプ等、様々な目的・用途に応じた物が販売されていますので、使い分ける事も出来ます。
●クリーナーを使用するデメリット
・汚れ以上のものが取れる場合がある
・コストがかかる
・乾くまで時間がかかる
一見、クリーナーを使用するのは「汚れも取れるし、良い事ばかりなのでは?」と考えがちですが、そういったことばかりでもありません。もちろんデメリットもあります。
まず粘着ラバー等を使用されている方はクリーナーを使用することはあまりお勧めしません→あくまで個人的見解ですが。
汚れはもちろん取れるのですが「粘着」も一緒に取れてしまう場合があります。特に界面活性剤などが含まれているタイプはその効果で粘着まで一緒に浮き上がってしまうので注意が必要です。
またコストもかかります。正直表面の汚れが取れるのであれば「水」でも十分だと個人的には思っています。
よくトップクラスの選手でラバーに「はぁ~っ」て呼気をかけて手で拭いているシーンが映ったりしますが、使用頻度の多い人はラバー自体の寿命も考えるとあれで十分だと個人的には感じています。(もちろん頻度の少ない人はクリーナーの使用を推奨します)
また、意外と初心者の方に多いですがクリーナーを塗った後に良く乾かさずに保護シートを貼って保管する人がいますが、これもラバーにとってはNGです。ラバーは湿度にとても弱いので知らない内に寿命を延ばすはずが縮めてしまっているなんてこともあります。
●まとめ
今回はクリーナーについて少し詳しく説明しましたが、いかがでしたか?
当店の利用者の方は比較的練習量の少ない方が多いので、こういったケア用品のグッズ選びも大切になってくると思います。
ぜひ参考にしてみて下さい!
またこの機会にぜひご自身で持っているクリーナーの成分もチェックしてみて下さい!
※必ず商品に成分表が記載されていますので
卓球台のサイズやネットの高さ
こんにちは!
今回は何気なく使っているけど、、、
意外と知られていない卓球台のサイズや規格・価格等について触れていきたいと思います。
●卓球台について
まず基本的な情報ですが、卓球台は
「274cm×152.5cm」
の長方形をしています。
この時点で知らない人も多いかと思います笑。
高さは一般で「76cm」、小学生低学年以下(バンビ)で「66cm」と10cm低くなります。
当店の台でも小学校低学年以下の子はこの66cmの高さでやっています。
この高さに対応できる場所・施設が意外と少ないです。
(意外に高いんです。値段が汗。高さ調節できる台・・・汗)
一部のクラブチームとかでは高い台でそのまま小さい子を教えていたりするのを目にしますが、、、正しいスイングを身に着けにくいので個人的にはあまりおススメしません。
→注:上記は個人的な見解で、場所によっては早めに高い台に慣れてほしくてあえて使う場合もあります。
●ネットの高さについて
次にネットの高さについてですが、
ネットは
・硬式球(40mm) 高さ 15.25cm
・ラージボール(44mm) 高さ 17.25cm
上記の高さに決まっております。
試合等をフェアに行う為にもネットは常にチェックしたほうが良いです。サポーターに触れたりしてネットがゆるんでいる場合もありますので注意が必要です。必ず確認しましょう!
●卓球台は各メーカー・価格等でもボールの跳ね方は様々
卓球台はメーカー毎の使用している素材・天板の厚さや板の材質によって跳ね方が変わります。
検定に合格した商品だからといって全ての跳ね方が統一されているというわけではありません。
可能であれば色々なメーカーの卓球台を使って練習したほうが、様々なボールの跳ねに対して対応できるようになる為効率が良いかもしれません。→台の選り好みをしない方が良いです。
●気になるお値段は・・・
意外とレッスンをしていて「この台いくらくらいするんですか?」という質問を受けます。
皆さんやはり値段って気になるんですね笑
卓球台の価格帯についてははっきり言ってピンキリです。
数万円の物もあれば数十万の物もあります!
ちなみに当店の卓球台は
定価:9万円程度 →比較的安価なタイプ
定価:17万円程度 →車いす利用者でも使用可能な特殊なタイプ
定価:25万円程度 →高さ調節機能付きのタイプ
の3種類があります。
ご参考までに笑
ラバーの種類・基礎知識について
みなさんラバーはしっかりと自分で選んでいますか?!
ラバーは各メーカー毎でも沢山の種類を出しており、厚さなども考えると種類だけでも数百種類になります。
今回の記事では、ラバーを大きく種類別にわけて、その特徴について解説と基礎知識を紹介していきたいと思います!
●ラバーの種類
まずラバーの種類は主に、、、
・裏ラバー
・表ラバー
・粒高ラバー
・アンチラバー
の4種類に分類されます。
それぞれ種類別に説明していきます。
・裏ラバー
表面が平らなラバー。
ボールとの接触面積が大きく摩擦が大きく加わるため、回転をかけやすいのが特徴。
攻撃型、守備型どちらでも数多くの種類が作られ使用されています。
・コントロール重視(バランスタイプ)
・テンション系(弾みの強いタイプ)
・粘着型(回転重視タイプ)
等々、、、
様々な種類がある。
・表ラバー
表面がツブツブなラバー。
ボールとの接触面積が小さいので摩擦があまりかからず、球離れも速い。
回転量は少なくなるが相手の回転の影響を受けにくくなるというメリットもある。
攻撃にも守備にも活用できるが、近年ではテンションを加えたより攻撃的なタイプや、ボールに変化をつける為粒が細かく調整・設計されたものなど、より各性能に特化した規格の商品が出ている。
・粒高ラバー
表ラバーのより粒が長いタイプのラバー。
打球時に粒が変形しやすい為、無回転のボールを出したり、回転のかかったボールに対して逆回転に変化して返球することができる。
守備型、回転で勝負したいプレーヤー向け。
・アンチラバー
、、、すみません、画像ありませんでした汗
摩擦力が非常に少なくボールの回転の影響を受けにくいラバー。
回転のかかったボールに対しての返球が安定するが、自分から回転をかけることも難しくなる。打感が結構難しいです。
代表的な種類で分けると以上となります。
それぞれの好みや特性に合わせたものを選ぶのがポイントですが、卓球を始めたばかりの初心者であれば最初は裏ラバーでバランスタイプをオススメします。
理由として、全体を通して一番平均的なラバーなので良い意味でボールの跳びが抑えられ、回転もそこそこ掛かる設計になっています。
正しいスイングも身に付けやすく、そこから自分の今後の戦型を考えていくことができます。
ひとつ注意点ですが、卓球のラバーは
「値段が高い=それを使えば誰でも強くなる」
ではありません。
値段が高いラバーほど扱いが難しく、技術向上の妨げにもなりかねません。
(例えば部活で、すぐにテンション系にした方が良いとアドバイスをされ購入したが、ラバーの性能に頼りきってしまい正しいスイングを身に付けられなかった、、、という相談は当店でもよくあります)
身の丈にあったラバーを見極めて使用する事が、より早く上達をする為にも重要となります。
●スポンジの厚さ
つぎにスポンジの厚さについて。
ラバーのスポンジには商品毎でそれぞれ厚さがあります。
一般的には、ウス、中、アツ、特アツが一般的でしょうか。
それ以外にもラバーの種類によっては極ウス、中アツ、MAX、スポンジの無い1枚ラバーなんてのもあります。
この中でも、初心者にお勧めなのは中、もしくはアツです。ちなみに当店では「中」をお勧めしています。
理由はアツだと、ボールがラバーの性能で自然に跳んでしまう為、正しいスイングを身に付けにくいからです。またラケットが重くなり、スイングしにくい事も最初のうちはデメリットとなります。
最近ではボールを良く弾くスピードが出やすいラバーも多いので、ついそういった物を最初に選んでしまいがちですが、正しいスイングを身に付けてからの移行をお勧めします。
●ラバーの寿命について
ラバーはゴムなのでもちろん寿命があります(以外と知らない方も多いです汗)。
使用頻度にもよりますが2~3ヶ月程度を目安としてください。
※頻度やメンテナンスにより、寿命は大きく変わります。
当店でプレーされる一般の会員様のように週1回程度であれば5~6ヶ月程度はもちますし、部活でほぼ毎日3~5時間程度打つ人であれば1ヶ月程度でダメになる場合もあります。

これらを見分ける基準として、裏ラバーの場合はあきらかに光沢が無くなくなったり表面に白い線が出たりします。
表ラバーの場合は粒が切れたり、表面や角が丸くなったりしたら換え時です。
ラバーは定期的に新しい物に交換しないと、当たっている部分だけすり減ったり、弾力が弱くなることで打感が変わったりと良いことがありません。
ぜひ定期的に交換することをお勧めします。
●まとめ
いかがでしたか?
簡単に説明してきましたが、ラバーに対して正しい知識を持つ事の重要性が少し理解できたかと思います。
ラバーの種類や特性を理解しているだけで自分がよりスムーズにプレーできることはもちろん、相手の戦型や特性をいち早く見抜くこともできます。
また念押しでお伝えしますが、高いラバー=強くなれる良いラバーでないことを必ず覚えておいて下さい!
自分にあったラバーをしっかりと選ぶ事が技術向上における一番の近道だと思うようにしましょう。